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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

過去の回で、たびたび弊社の得意とするパブリッシングについてお話ししてきました。ここで、あらためて、なぜ多くの企業がパブリッシングをPR戦略として活用するのか考えてみたいと思います。その理由は大きく3点考えられるでしょう。


1. 費用対効果が高い


パブリッシングの最大のメリットは、費用がほとんどかからないことです。テレビCMをPRに活用しようとすると、かなり高額な広告費用が必要となります。わずか15秒、30秒のスポットCMを流すだけでも、制作費を含めて数百万円単位のお金がかかることもあります。


しかし、プレスリリースを作成してメディアに送るだけであれば、通信費以外のコストがほぼかかりません。そのため、パブリッシングは成功すれば費用対効果が非常に高い方法となるのです。


2. 信頼性の向上


自社のウェブサイトでどれだけ商品の良さをアピールしても、読者はその情報の信ぴょう性を疑います。しかし、大手メディアで紹介されると、「〇〇新聞が言っているから」「××テレビが紹介しているから」といった具合に、信頼性が大幅に高まります。これは、大手メディアが情報の裏付けを必ず行い、誤った情報を流さないよう徹底しているからです。


3. 拡散力が強い


大手メディアに取り上げられると、その情報はYahoo!ニュースやその他のポータルサイトなどで転載されることがあり、広範囲に情報が拡散する可能性があります。また、確かな情報としてSNSで共有されることも多く、さらなる拡散が期待できます。記者や編集者がメディアからの情報を元に取材を行うこともあり、これがさらにパブリシティ効果を高める要因となります。


注意点


これらのメリットがある一方で、紹介されるための要素がなければ、いくらプレスリリースを送ってもメディアに取り上げてもらえません。自社でメディアPRを推進すれば費用は抑えられますが、必ずしも成功するとは限りません。経験豊富なPR会社に相談し、成功の可能性を高めるためのアドバイスを受けることをお勧めします。


以上のように、パブリッシングには多くのメリットがありますが、成功するためには戦略的なアプローチが必要です。パブリッシングにおける費用対効果を高めるためには、信頼性のあるストーリー作りも不可欠となります。

 

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前回のブログでは、PR戦略の立案方法についてお話ししました。しかし、PR戦略を組み立て、それに基づいてPR方策を実行しても、期待通りの結果が出ないことがあります。その理由の一つとして挙げられるのが、PR戦略におけるストーリーの欠如です。


ストーリーの重要性について以前も触れましたが、大切なことですので、再度強調してみたいと思います。自分の言いたいことをただ伝えるだけでは、相手に理解してもらうことは難しいです。効果的なPRのためには、相手に伝わりやすいストーリーを組み立てることが重要です。


例えば、PRイベントを企画する際、そのイベントがどのようにメディアで取り上げられるかを具体的にイメージする必要があります。ストーリーがなければ、メディアも取り上げにくくなります。


弊社が以前開催した「北斗の拳展」では、著名な北斗の拳ファンであるケンドーコバヤシさんをゲストに招きました。彼がイベントで話す内容は、そのまま記事にしやすく、実際に記者会見も盛り上がりました。しかし、北斗の拳を知らない人をゲストに招いた場合、興味深いエピソードやコメントを引き出しにくいので、結果として記事を書いてもらいにくくなるのです。


これはプレスリリースを作成する際も同様です。このプレスリリースがどのように記事として紹介されるのかを具体的にイメージし、そのイメージを持ちながら制作に臨むことが重要です。ストーリーが決まれば、読み手に興味をもってもらえるようなネタを含んだ記事が作りやすくなるからです。


メディア担当者と読者・視聴者が共有できる具体的な場面のイメージを持つことで、PRの成功につながります。これを実現する鍵が「ストーリー」の存在なのです。

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PR会社に勤めていると、多少役得なことがあります。


たとえば、新商品や新たなサービスなどをPRする場合、他の人よりもいち早くそれらについての詳細な情報を手に入れる事ができるケースがあります。


たとえば、当社が得意とする展覧会のPRでは、その展覧会の前日にメディア向けの内覧会が開催されるので、記者や番組スタッフに案内しながら、横目でチラチラと展覧会の概要を見ることができます。もちろん、じっくり鑑賞できるわけではないのですが、それでも一般の入場者よりも話題の企画展に触れられるのは役得と言えるのかもしれません。また、展覧会の取材は、大抵は休館日に設定されます。こうした取材活動に立ち会えば、ほぼお客様のいない展覧会場で作品を見ることもできます。


もっとも、仕事柄、展覧会場をざっと見て頭に入れるクセがついてしまっているので、いざ普通に一般の訪問者として展覧会を鑑賞する時、じっくり見るのが少し苦手になってしまっているかもしれません(苦笑)。


また、PRイベントではよく芸能人が起用されるので、彼らとは日常的に接する機会があります。これは一見役得に思えますが、実際は仕事なので話もほとんどできません。ましてや一緒に写真を撮るということなどまったくもって不可能です。強いていえば、彼らを近くで見ることができるくらいです。ですが、私語を交わすことはないので、実際にテレビなどで見ているのとあまり印象は変わりません。

 

とはいえ、PR会社に所属していると、「役得」まではいかなかったとしても、普通はあまり体験できないイベントの「裏側」を知ることはできるかもしれません。もし興味があれば、ぜひPR会社で仕事をしてみてくださいね!

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著者・橘川徳夫 プロフィール

顔写真 (2).jpg

中央大学経済学部卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、2001年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わってきた。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングがクライアントに好評を博している。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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