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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【実践PR講座 その14】テキストだけでは届かない?画像と動画を使った効果的なコンテンツ制作

執筆者の写真: 橘川 徳夫橘川 徳夫

前回のブログでは、テキストを効果的に活用する方法をご紹介しました。今回は、テキスト以外の方法、特にSNSを活用した「画像」や「動画」の情報発信についてお話しします。


SNSが日常生活に溶け込んだ今、テキストだけではなく視覚的なコンテンツが大きな力を持っています。特にInstagramのようなビジュアル重視のプラットフォームでは、美しい写真やデザイン性の高い画像がユーザーの目を引き、効果的にメッセージを伝えるツールとして活用されています。


さらに、説明やストーリーを伝える方法として、動画が圧倒的な支持を集めています。スマートフォンやネット環境が進化したことで、動画の視聴が手軽になり、主要な情報発信手段として定着しました。


最近では、TikTokやYouTubeのショート動画のように、短い時間で楽しめるコンテンツが特に注目されています。短尺動画はユーザーの集中力を引きつけやすく、視聴者の記憶に残る効果的な方法です。短いながらもインパクトのある動画は、高いエンゲージメントを生む傾向があります。

 

こうしたトレンドはPRの世界にも大きな影響を与えています。これからのPR活動では、動画をどれだけ効果的に活用できるかが重要なポイントとなるでしょう。短い時間で商品の魅力やメッセージを伝えるスキル、さらに視覚的なインパクトを持つコンテンツ制作の知識がますます求められています。


例えば、SNSごとの特性に合わせた動画キャンペーンを企画したり、ターゲットに響くクリエイティブなコンテンツを作ることが、成功の鍵となります。


動画を活用するためには、基本的な制作スキルや発信のコツを身につけることが必要です。プロに依頼する方法もありますが、手軽なツールを使って自分で動画を作ってみるものいいでしょう。苦手だと思ってやらないよりも試行錯誤しながら、自社の商品やサービスに最適な表現方法を見つけていくことが大切です。


これからのPRでは、テキストだけでなく「画像」と「動画」を取り入れた新しい情報発信が求められます。SNSの特性を活かしながら、効果的なコンテンツを作り、ターゲットの心をつかむPR活動を進めていくことがますます重要となってきます。

 

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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