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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

これまで2回にわたって、PRイベントの考え方についてお話ししてきました。今回は、PRイベントを成功させるための具体的なポイントについてお伝えします。


1.問い合わせ先の電話番号を必ず記載する


PRイベントの目的は、プレスリリースを送って記事を書いてもらうことではなく、取材をしてもらうことです。そのためには、取材者がスムーズに問い合わせできるよう、連絡先を整えることが重要です。特に、プレスリリースに問い合わせ用の電話番号を記載することが不可欠です。


最近では、リモートワークの普及によりメールアドレスのみを記載するケースが増えています。しかし、記者は迅速な回答を求めています。特にテレビの取材では、電話での問い合わせが主流です。メディアからの電話連絡に対して即座に対応できることで、取材の決定が迅速になり、記者からの取材リクエストに応える確率が高まります。


2.取材する記者を公平に扱う


PRイベントで取材を受ける際は、記者を公平に扱うことが重要です。特定のメディアを優遇したり、取材機会を独占させたりすると、他のメディアから不満を抱かれかねません。取材時の公平性が欠けると、取材内容や報道の質に悪影響を及ぼすことがあります。


特に芸能系のメディアでは、カメラ位置が重要な要素です。取材する側にとって、良い映像を撮るためのカメラ位置は評価に直結します。そのため、取材エリアの配置に公平性を欠くとトラブルになることがあります。事前に公平な対応を徹底し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。


3.メディアを過度にお客様扱いしない


また、取材される側が必要以上に神経質になったり、へりくだったりする必要はありません。取材する側と取材を受ける側は、対等な立場です。メディアを過度にお客様扱いする必要はありません。もちろん、失礼な対応は避けるべきですが、必要以上に要望に応えたり、リクエストを受けたりする必要はありません。


メディアとのコミュニケーションの取り方や接し方については、イベントを開催するごとに徐々に勘所がつかめるようになりますが、もし対応に不安がある場合は、PR会社の利用を検討するのも一つの方法です。


PRイベントを成功させるためには、迅速な対応と公平な姿勢が求められます。これらの基本を押さえ、効果的なPR活動を展開しましょう。

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前回は代表的なPRイベントである記者発表会についてお話ししましたが、今回は「メディア内覧会」についてご紹介します。


弊社がPRを担当する展覧会では、通常、開催日の前日にプレス向けの内覧会を実施します。これにより、メディアは展覧会を一足先に体験し、その内容を記事や番組で紹介してくれます。記者が実際に展覧会を見てその魅力を伝えることで、広く一般に展覧会の魅力を効果的に伝えることができるのです。これは、一般の人々に抽選で体験してもらうよりも効率的かつ効果的です。


また、新しい商業施設やアミューズメント施設でも、オープン前にメディア向けの内覧会を行うことが多く、皆さんもテレビなどでその様子を目にしたことがあると思います。


展覧会や大規模施設のオープンのような話題性のあるイベントを企画するのは難しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、規模が小さくても、メディアに取材してもらうようなイベントを企画することは可能です。


例えば、新しいお店のオープン時には、地域のメディアを招待して内覧会を開催することができます。飲食店であれば、内覧会で無料試食を提供することで取材を促すこともできるでしょう。また、お店以外でも商品の体験会を企画すれば、記者が実際に商品を体験し、その感想を記事にして紹介してくれるかもしれません。


つまり、記者に実際に体験してもらい、その内容をメディアを通じて広めてもらうことで、ターゲットに対して効果的にアピールすることができというわけです。


もちろん、自分たちの意図通りに報道されるかどうかは保証できませんが、PR戦略をしっかり立てることで、ある程度は好ましいかたちで進めることが可能です。


メディア向けの内覧会は、自社商品のアピールポイントをメディアに理解してもらう良い機会です。もしPRアイデアに悩んでいる場合でも、記者向けに何かしらのPRイベントを企画することでメディアの注目を集めることができるでしょう。PR戦略・戦術を考える際には、「メディア内覧会」をぜひ検討してみる価値があります。

 

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最近、「自分の会社を紹介してください。」と言われ、自社をどのように紹介すればいいのか悩んでしまいました。普段からクライアントにPRを薦める提案をしているのに、自社のこととなると途端にどうすればいいのか迷ってしまいます。

 

これは他社もそうなのではないかと思います。なぜなら、PR会社が自社の存在をPRする広告やプレスリリースを今まで見たことがありません。


では、なぜPR会社は自社PRがあまり得意ではないのでしょうか?


仕事柄、やはり私たちPR会社の人間は黒子に徹して行動するのが基本です。そのため、いざ自分が前面に立ってアピールするとなると、どのように振る舞っていいのか戸惑ってしまうことがあるのかもしれません。これは、芸能人とマネージャーの関係と少し似ているように思います。所属タレントを売り出さず、マネージャーばかりが目立ってしまうのでは本末転倒です。このような体制では、タレントはとても仕事がやりにくくなってしまいます。


PR会社も同じです。PRイベントでクライアントより目立ってしまえば、クライアントからのクレームが爆発してしまうはずです(笑)。


また、PR会社の営業スタイルも影響しているかもしれません。私たちの営業スタイルは、どちらかといえば「プル型」です。飛び込み営業などもあまりやりませんし、基本的には従来から取引のあるお得意様に密着しながら仕事をすることがほとんどです。したがって、いまさら自分の会社を強くアピールする機会もあまり多くないのです。


要するに、PR会社はあまり自社のPRをそもそも行いにくい状況にあるのだと思います。なにやら言い訳じみた結論になってしまいましたが、仕方ありません。


というわけで、このブログは、私たちの数少ない自己アピールの場でもあるわけです。もしこのブログが多くの人に読まれるようになった暁には、ぜひ、「自己PRが上手いPR会社」だとご評価のほどよろしくお願いいたします!

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著者・橘川徳夫 プロフィール

顔写真 (2).jpg

中央大学経済学部卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、2001年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わってきた。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングがクライアントに好評を博している。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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