【PRおじさんのぼやき】世代は違っても、伝わるものはある――ジョブヨク参加記
- 徳夫 橘川
- 7月30日
- 読了時間: 3分
更新日:8月1日
実際に参加して驚いたのは、大学生の考えがとても“しっかりしている”ことです。将来について真剣に考え、自分なりの価値観を持っている学生が多くて、正直、感心させられました。(このイベントに参加している学生の意識が高い、というのもあるかもしれませんが…)
ふと自分の大学時代を振り返ると、「なんとなくこの会社でいいかな」「かっこよさそうだから」程度の感覚で就職先を考えていたように思います。明確な将来像を持っていたわけでもなく、周囲もだいたい同じようなものだった気がします。
ただ、今の学生たちと接してみて、時代の違いも感じました。
現代の若者は、生まれたときからネットやスマホが当たり前にある世代なので、直接的な関係よりも、自分にとって“心地よい距離感”でのつながりを大切にする傾向があるように思います。それ自体は悪いことではありませんが、私たちの世代のように「空気を読む」「相手に合わせる」「みんなで楽しむ」といった感覚は、ちょっと苦手に感じる場面もあるかもしれません。
だから、無理に相手に合わせることがストレスになりやすいのではないでしょうか。我々が自然にやっていた“気配り”や“思いやり”も、今はちゃんと言葉にして、時にはマニュアル化して教える必要がある時代なのかもしれません。
それでも、今回出会った学生たちは、私の話にきちんと耳を傾けてくれました。「自分が正しい」と押しつけるのではなく、相手の価値観も受け入れながら、夢を実現する手助けができたらいいな、と思っています。
そして何より夢を語る若者の姿が、まぶしかったです。
この年齢になると、現実を知りすぎて、なかなか“夢”を持つのが難しくなります。だからこそ、夢を語れる若者たちが本当にうらやましい。今の私の夢といえば、「家族の健康や、社員の幸せ。」(本当ですよ(笑))そんなささやかな願いを大切にしながら、これからもできることをやっていきたいと思います。
ちなみに、「ジョブヨク」は社会人なら誰でも参加できるイベントです。学生との対話に興味がある方は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?学びと気づきが、きっとあると思います。

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