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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【第2回】知らないこととは?PRの狙いはどこにある?

「知らない」という状態って、実際どんなものなのでしょうか?考えられるパターンを挙げてみましょう。


①自分も相手も知らない。

②自分は知っているが、相手は知らない。

③自分は知らないが、相手は知っている。

④自分も相手も知っている。


この中で、①はPRする必要がありません。

一方で、②はPRの絶好のチャンスです。前回お話したように、PRの目的は「知られていないことに気づいてもらう」こと。だからこそ、自社の商品やサービスをPRすることで、売り上げや知名度の向上に繋がるわけです。


例えば、新製品はまだ市場に出回っていないため、PRが必要です。


③はPRの失敗例です。自分が知らないからといって、相手も知らないとは限りません。ここでPRしても効果はありません。周りの人によく確認することが大切です。


④は、PRの機会が潜んでいます。たとえば、商品にはあまり知られていない機能がある場合、その機能をPRすることで商品価値を高めることができます。


ただし、④の場合もPRの価値を見極めるためには、まずは②の状態を作り出すことが大切です。そうすれば、PRの価値が明確になります。

 

PRの相談を受ける際は、ほとんどが②または④の状況です。


注意しなければならないのは、自分が②と思っていても、実は③だったということ。知らないと思っていることは、実は周囲でも知られていることが多いのです。


今はSNSなどで情報を手に入れることができるので、知らないことを知ることがますます重要になっています。


④の場合は、PR会社が独自の企画を立てる必要があります。その企画力が問われる場面です。

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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