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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PR講座 第43回】究極のPR戦略 ブランドを確立する方法

これまでさまざまなPR戦略についてお話ししてきましたが、今回は究極のPR戦略、すなわちブランド戦略についてお話しします。


ブランド戦略に成功すると、特別なPR活動をしなくてもお店や商品を見ただけで消費者が購買してくれるようになります。企業ブランドが世の中で確立された結果、企業名や商品・サービス名称を聞いただけで、消費者はどのような商品やサービスが提供されるか理解できているからです。


例えば、「シャネル」と聞けば、誰もがそれはフランス発の高級ブランドであることを知っています。シャネルの商品を身に着けたいと思ったら、特別な広告を見なくても自らお店に足を運ぶでしょう。


ブランド戦略の狙いは、特別なPRを行わなくても、価格に関係なく消費者が対象となる商品やサービスを積極的に購入してくれることです。これによりPR費用を節約しながら、高収益の商品を販売できます。また、一旦ブランドが確立されると、自社のイメージに合わないメディアへの露出を避けることも可能になり、それがさらにブランドイメージを高めるという好循環も期待できます。


もちろん、ブランドを確立するのは簡単ではありません。一朝一夕で築けるものではなく、時間をかけて消費者に商品やサービスの内容や魅力を粘り強く伝えていく必要があります。そのため、類似商品や他社サービスとの差別化を訴えるPR活動が重要です。その際、ブランド力を低下させる恐れがあるので、安易な値下げは控えたほうがよいでしょう。


自社の商品やサービスに自信があるなら、ブランド戦略を目指すことも良い選択です。ブランドが確立されれば、PR戦略やマーケティング戦略も自社の考え方で進めることができます。道のりは長いかもしれませんが、その先には大きな成功が待っています。

 

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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