仕事をしていると、つい単純なミスをしてしまうことがよくあります。このブログでも、誤字や変換ミス、削除ミスを見つけては修正することが度々ありますし、X(旧Twitter)の投稿を振り返って「やばい、これもミスだ」と焦ることはよくあります。
そんな自分なので、他人のミスに対して強く言ったり批判したりすることはほとんどありません。でも最近、メディアやSNSでは、他人の失敗やミスを厳しく批判する投稿や記事をよく見かけます。ただ、人間は誰だってミスをするもの。関係のない第三者からSNSで寄ってたかって批判をされてしまうと精神的な苦痛を伴う結果になってしまうのではないでしょうか。
ミスの内容によっては責任を取らなければならない場合もあります。誰かを傷つけたり、大きな損害を与えたりするような深刻な失敗なら、ある程度批判的に受け止めるのは仕方ないでしょう。その人の立場によっては責任の重さをも変わってくることもありますので、一概に批判されることがいけないとは言えません。
それでも、もしミスをした後に適切に反省し、原因を分析して、再発防止のための対策を立てているのであれば、そこまで厳しく反省する必要はないのではないかと私は思います。
「失敗学」という学問があるのをご存じですか?失敗学は、事故や失敗が発生した原因を踏まえ、経済的な損失や人命に関わるような重大なトラブルを防ぐための手法を追求する学問です。例えば、航空業界では事故が起こるとそして、その分析をもとに安全対策強化し、次の事故を防ぐ対策を行っています。 ミスを批判するのではなく、それを未来への教訓として使うという柔軟な発想が必要だと感じます。
そんなミスや失敗の多い私ですが、失敗学が活かされているかというと相も変わらずケアレスミスが多いままです。自分としては、しっかり反省して対策を練っているつもりですが、なかなか減らないんですよね。ミスするたびに自己嫌悪に陥り、また新しいミスをしてしまう……というミスのループにハマってしまいます。
ケアレスミスを減らす良い方法があれば、本当に知りたいものです。
もし、ミスを減らすための良い方法があれば、ぜひ教えてください。
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