top of page

無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PR講座 第26回】効果的なPRイベントの開催方法:記者発表会の成功ポイント 

PR戦略の一環として、PRイベントを開催する方法があります。記者発表会や内覧会などを通じてメディア関係者に取材してもらい、その内容を記事で紹介してもらうやり方です。


特に、記者発表会は最も一般的なPRイベントです。直接メディア関係者に情報を伝える機会を持てるため、プレスリリースを配信するよりも効果が高くなります。


しかし、記者発表会を開催したからといって、多くの記者が出席するとは限りません。出席者の数は、発表内容がどれだけ世間の関心を引くかによって大きく変わります。


たとえば、芸能人の結婚発表や企業の不祥事のお詫び会見には、多くのメディアが集まります。また、発表する人物の影響力も重要です。総理大臣の記者会見に必ずメディアが参加するのは、国の政策に関わる重要な情報が発表される可能性が高いためです。


以上のことから、記者発表会の成功には、以下の要素が重要となります。


・世間の関心を引く内容であること

・発表する人物が影響力のある人であること


しかし、すべての企業が世間の注目を集める内容を持っているわけではありません。この場合、業界に特化した内容を発表することで、業界メディアの関心を引くことができます。こうしてPR戦略・戦術を練り上げることが重要です。


さらに、内容が弱いと感じる場合、著名人を招いての記者発表会を行う方法もあります。新CM発表会で新たなタレントを招き、多くの取材陣を呼ぶという手法です。ただし、著名人を招くには費用がかかります。費用をかけたにも関わらず取材人数が少なかった場合、PR戦略の失敗という結果になってしまいますので、ゲストの選定は慎重に行う必要があります。


また、記者発表会の案内を作成する際には、どの程度の情報を事前に伝えるかが重要です。発表内容を詳細に書きすぎると、記者が発表会に出席する必要がなくなります。一方、情報が少なすぎると、関心を引くことができません。私の考えでは、タイトルとポイントを記載し、発表内容の概要を伝えつつ、記者発表会に出席したいと思わせるような案内を作成するのがベストであると考えます。


記者発表会の成功には経験が重要です。確実に成功させたい場合は、PR会社に任せるのが一番です。

 

 

閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

【PR講座 第30回】企業のSNS活用法:個人と企業のバランスを考える

今回は、SNSアカウントの活用方法についてお伝えしたいと思います。 SNSはもともと個人同士がネットを通じて情報を交換するためのツールとして始まりました。それが進化して、仲間づくりや情報共有の場となりました。そのため、SNSでは個人が発信する情報が中心となっています。 フォローするアカウントも、顔が見える(つまり、どんな人かがわかる)人を選ぶ傾向があります。この人の考え方に共感できる、好きだと思う

【PR講座 第29回】SNSでのPR方策:効果的な活用方法と注意点

SNSを活用したPR方法について、最近特にお問い合わせをいただくようになりました。当社も現在とても力を入れている分野でもありますので、ここではまずSNSを活用したPRを行う際に押さえておくべき事項を解説します。 SNSは一種のメディアとみなすことができますが、テレビや新聞といった従来型のメディアとは性質が異なります。これまでのメディアは必要な情報を広く届けることが目的でした。しかし、SNSはユーザ

【PR講座 第28回】成功するPRイベントのポイント:取材対応の基本

これまで2回にわたって、PRイベントの考え方についてお話ししてきました。今回は、PRイベントを成功させるための具体的なポイントについてお伝えします。 1.問い合わせ先の電話番号を必ず記載する PRイベントの目的は、プレスリリースを送って記事を書いてもらうことではなく、取材をしてもらうことです。そのためには、取材者がスムーズに問い合わせできるよう、連絡先を整えることが重要です。特に、プレスリリースに

コメント


著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

bottom of page