top of page

無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PRおじさんのぼやき】「100年に一度」が毎年来る時代の備え

5 日前
読了時間: 3分

日本は地震大国です。

「いつ大きな地震が起きてもおかしくない」と昔から言われていますし、防災用品や非常食など、地震への備えをしている家庭も多いと思います。

私が小学生の頃から「関東に大地震が来る」と言われていましたから、もう50年以上聞き続けていることになります。


ところが、実際に大きな被害をもたらしたのは、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など、以前から大地震が来ると言われ続けていた場所だけではありません。

私自身がこれまで経験した中で一番大きな地震は、東日本大震災でした。

結局、地震はいつ、どこで起きるのか分かりません。


一方で、ここ10年ほどを振り返ってみると、毎年のように日本のどこかで大きな被害が出ているのが豪雨や水害です。

台風による大雨だけでなく、梅雨時の長雨や集中豪雨など、これまでとは雨の降り方そのものが変わってきたように感じます。

「線状降水帯」や「ゲリラ豪雨」なんて言葉も、私が子どもの頃には聞いた記憶がありません。


今年も8月から9月にかけて千葉県では豪雨による被害が相次ぎました。

テレビで道路が冠水し、自動車が水につかっている映像を見ると、とても他人事とは思えません。

ちょうど我が家では先月、新しい車が納車されたばかりです。


先月のブログでは、車のエアコンが壊れ、暑い夏をエアコンなしで過ごした話を書きましたが、ようやくやってきた新しい車です。

そこで今回は、これまで入っていなかった車両保険にも加入することにしました。

私はそれほど車を運転するわけではないので、「自分でぶつけることもそうないだろう」と、これまでは車両保険を付けていませんでした。


しかし、豪雨で駐車している車が水没してしまえば、運転が上手か下手かなんて関係ありません。

何もしていないのに、ある日突然車が使えなくなってしまう。

そう考えると、少なくとも保険でカバーしておかないと、気持ちの上でもやっていられない時代になってきたと思ったのです。

そうなると気になったのが、自宅の火災保険です。

「そういえば、うちの保険は水害も補償されるのだろうか?」

契約内容を調べてみると、一応対象になっているようでしたが、自分の知識だけではどうにも自信がありません。

結局、保険会社に電話して確認しました。

水害も補償の対象になっているとのことで、とりあえず一安心です。


最近、ニュースを見ていると「100年に一度の大雨」「記録的な豪雨」といった表現をよく耳にします。

もちろん「100年に一度」という言葉には統計上の意味があるのでしょうが、毎年のように日本のどこかで「100年に一度」と言われる雨が降っていると、

「100年に一度って、いったい何なんだ?」

と思ってしまいます。


「備えあれば憂いなし」と言いますが、これからの日本では、地震だけに備えていればいいというわけではなさそうです。

豪雨、洪水、台風なども、「めったに起こらない災害」ではなく、自分にも起こり得ることとして考えなければならないのでしょう。

そして、今回の千葉の被害を見ていると、これからは家を買うときにも、駅から何分、買い物が便利、学校が近いといった条件だけでなく、「水害に強い場所かどうか」が今まで以上に重視されるようになり、それによって住宅価格まで変わってくるのではないかと思ってしまいます。

考え過ぎでしょうか。


若い頃は「家を買うなら駅に近いほうがいい」くらいしか考えていなかった気がしますが、今ではハザードマップまで気になるようになりました。

これもおじさんになって心配性になっただけなのか、それとも本当に時代が変わったのか。

どちらにしても、せっかく新しくなった我が家の車。

エアコンの次は水没……なんてブログを書くことだけは勘弁してほしいものです。

 


コメント


著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

​

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

bottom of page