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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PR講座 第33回】広告でPR戦略を検証:中小企業でもできるWEB広告活用術

前回のブログで、WEB広告が効果を検証する手段として有効であるとお伝えしました。今回はその詳細についてお話しします。


PR活動をしていてうまくいかなかった場合、何が問題だったのかがわからないことがあります。商品そのものに問題があったことも考えられますが、

「ターゲットが間違っていた」 「選んだ媒体が適していなかった」 「広告のデザインが良くなかった」

など、原因はさまざまです。


このとき、原因を特定するために使えるのが、各種Web広告に付属する分析ツールです。クリック数やインプレッション数などを細かく把握でき、すべて数値で効果を検証することができます。従来のマーケティングでは難しかったABテストも実施しやすくなります。


ABテストとは、異なる複数の広告を比較して、どちらがより成果を上げるかを検証する手法です。例えば、同じターゲットに対して異なる広告を出してクリック数を比較したり、異なるターゲットに同じ広告を表示して反応を見ることができます。これにより、ターゲットの正確な反応を知ることができ、戦略の有効性を検証できます。


その結果、20代女性が関心を持つと思っていた商品が、実際には30代女性に人気だった……といった意外な事実が判明する場合も多く、その後のPR戦略を再考する際に欠かせないデータが取れることもあります。


また、Web広告は、ターゲットを詳細に設定できる点でも優れています。年齢や住所を絞った広告表示、一度自社サイトを訪れたことがある人に再度広告を表示するリターゲティング、位置情報を基にした広告表示など、さまざまな方法で広告出稿先を詳細にカスタマイズすることが可能です。テレビや新聞のような従来の媒体に比べて、より高精度にターゲットにリーチできます。


このように、たとえ少ない予算しか確保できなかったとしても、Web広告を活用すれば効率よく様々な手法を試し、戦略の有効性を検証することができます。これを繰り返すことで、ターゲットや顧客のニーズを把握し、再度メディアPRを行うという戦略も有効です。


以上のことから、Web広告を活用することで、PR戦略をより効果的に検証し、最適化することが可能になります。

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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