top of page

無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PRコラム】笑点の新メンバー選出について考える

2024年5月1日
読了時間: 2分

日曜日夕方の国民的番組「笑点」で林家木久扇師匠が番組を卒業されました。「笑点」に出演する落語家は、一躍全国区の知名度を得ることができます。そのため、新メンバーの選定については、厳しいかん口令が敷かれるため、知り合いの噺家に聞いても知らないことがあります。


私は大学で落語研究会に所属していたこともあり、周囲からも「誰になるんだろう?」と聞かれることもありました。私も、もちろん新メンバーが誰になるのか気になっていました。


結果として、選ばれたのは立川晴の輔さんでした。


立川晴の輔さんは、その名の通り「立川流」の噺家です。東京には4つの落語団体がありますが、立川流から「笑点」のメンバーが選ばれたのはこれが初めてです。


妥当な人選だと思いました。私がプロデュースしている「さがみはら若手落語家選手権」にも、この4つの団体に所属する噺家さんが数多く出演しています。


一部で立川流と笑点の関係が良くないという噂もありましたが(本当かどうかは分かりませんが…)、晴の輔さんにはこれからの活躍に期待したいです。


近年、「笑点」のメンバーが頻繁に入れ替わっています。たとえば、桂歌丸さんから桂宮治さん、三遊亭円楽さんから春風亭一之輔さんに代わりました。


落語が世間的にあまり注目されない中、「笑点」の新メンバー選出が盛り上がると、落語界全体にとって貴重なPR機会となります。ですが、過度に繰り返すと新鮮味が徐々に落ちていきます。


また、落語ファンの私から見ると、落語の高座を見ることができない「笑点」のメンバー交代は、そこまで注目するべき話題なんだろうか……とつい斜めに構えてしまうこともあります。ですが、もし自分がPRに関われるならば、もっとポジティブに捉えられるかもしれませんね(笑)。

最新記事

すべて表示
【PRコラム】「同じ映画を5回観る」から考えた、推し活時代のPR

ウインダムでは、人気アニメの展覧会のPRを担当することがあります。 先日、たまたまそのアニメが大好きだという若い人と仕事をする機会があり、「展覧会のPRに関われてうれしい」と、とても喜んでもらえました。 その人と話をしていて驚いたことがあります。 そのアニメは映画化もされているのですが、なんと同じ映画を5回も観に行ったというのです。 私は、同じ映画を2回観ることすらほとんどありません。テレビで以前

 
 
 
【PRコラム】公約は「守ればいい」のか

消費税減税から考える政治のPR 高市内閣は今月、飲食料品にかかる消費税率を引き下げる方針を決定しました。 これは昨年の衆議院議員選挙で掲げた、食料品の消費税負担を軽減するという公約を実現するための政策です。 選挙で公約を掲げ、その選挙に勝利したのですから、公約の実現に向けて動くこと自体は当然のことだと思います。 ところが、今回の政策に対しては野党やメディアから多くの疑問が投げかけられています。

 
 
 
【PRコラム】東野圭吾さんの作品から考える「物語」のPR力

先日、作家の東野圭吾さんが亡くなったというニュースが流れました。 私は東野さんの本を50冊以上は読んでいる大ファンなので、このニュースには本当に驚きました。 東野作品の魅力はいろいろありますが、その一つは理系出身ならではの発想だと思います。「ガリレオ」シリーズでは科学的なトリックを使いながら、それを難しく感じさせず、エンターテインメントとして面白く読ませてくれます。 一方、『ナミヤ雑貨店の奇蹟

 
 
 

コメント


著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

bottom of page