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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PRコラム】PR会社で役得はある?

執筆者の写真: 橘川 徳夫橘川 徳夫

PR会社に勤めていると、多少役得なことがあります。


たとえば、新商品や新たなサービスなどをPRする場合、他の人よりもいち早くそれらについての詳細な情報を手に入れる事ができるケースがあります。


たとえば、当社が得意とする展覧会のPRでは、その展覧会の前日にメディア向けの内覧会が開催されるので、記者や番組スタッフに案内しながら、横目でチラチラと展覧会の概要を見ることができます。もちろん、じっくり鑑賞できるわけではないのですが、それでも一般の入場者よりも話題の企画展に触れられるのは役得と言えるのかもしれません。また、展覧会の取材は、大抵は休館日に設定されます。こうした取材活動に立ち会えば、ほぼお客様のいない展覧会場で作品を見ることもできます。


もっとも、仕事柄、展覧会場をざっと見て頭に入れるクセがついてしまっているので、いざ普通に一般の訪問者として展覧会を鑑賞する時、じっくり見るのが少し苦手になってしまっているかもしれません(苦笑)。


また、PRイベントではよく芸能人が起用されるので、彼らとは日常的に接する機会があります。これは一見役得に思えますが、実際は仕事なので話もほとんどできません。ましてや一緒に写真を撮るということなどまったくもって不可能です。強いていえば、彼らを近くで見ることができるくらいです。ですが、私語を交わすことはないので、実際にテレビなどで見ているのとあまり印象は変わりません。

 

とはいえ、PR会社に所属していると、「役得」まではいかなかったとしても、普通はあまり体験できないイベントの「裏側」を知ることはできるかもしれません。もし興味があれば、ぜひPR会社で仕事をしてみてくださいね!

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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