PR会社に勤めていると、多少役得なことがあります。
たとえば、新商品や新たなサービスなどをPRする場合、他の人よりもいち早くそれらについての詳細な情報を手に入れる事ができるケースがあります。
たとえば、当社が得意とする展覧会のPRでは、その展覧会の前日にメディア向けの内覧会が開催されるので、記者や番組スタッフに案内しながら、横目でチラチラと展覧会の概要を見ることができます。もちろん、じっくり鑑賞できるわけではないのですが、それでも一般の入場者よりも話題の企画展に触れられるのは役得と言えるのかもしれません。また、展覧会の取材は、大抵は休館日に設定されます。こうした取材活動に立ち会えば、ほぼお客様のいない展覧会場で作品を見ることもできます。
もっとも、仕事柄、展覧会場をざっと見て頭に入れるクセがついてしまっているので、いざ普通に一般の訪問者として展覧会を鑑賞する時、じっくり見るのが少し苦手になってしまっているかもしれません(苦笑)。
また、PRイベントではよく芸能人が起用されるので、彼らとは日常的に接する機会があります。これは一見役得に思えますが、実際は仕事なので話もほとんどできません。ましてや一緒に写真を撮るということなどまったくもって不可能です。強いていえば、彼らを近くで見ることができるくらいです。ですが、私語を交わすことはないので、実際にテレビなどで見ているのとあまり印象は変わりません。
とはいえ、PR会社に所属していると、「役得」まではいかなかったとしても、普通はあまり体験できないイベントの「裏側」を知ることはできるかもしれません。もし興味があれば、ぜひPR会社で仕事をしてみてくださいね!
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