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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PR講座 第6回】PR戦略を考える際の重要ポイント②:誰にPRするか?

更新日:4月16日

前回の記事では、PR戦略のポイントとして「What(何を)」について話しました。今回は、「Who(誰に)」に焦点を当ててみたいと思います。これは、マーケティング業界でよく「ターゲッティング」と呼ばれる問題です。


同じ商品であっても、年代や性別、地域によっては知らない人もいれば、興味や趣味によって全く知られていないこともあります。そのため、PR戦略や方法はターゲットによって異なります。製品自体を知っている人に対して、ターゲットによっては知らないであろう機能をPRする場合もあります。


たとえば、新製品の場合、日本国民全員に知ってもらいたいと思うかもしれませんが、実際にはある程度買ってもらいたいターゲットが存在します。例えば、食料品のお米であれば、誰もが食べるものですが、新しくできたブランド米であれば、食にこだわりのある富裕層や健康にこだわりのある人に知ってもらいたいと考えることができます。


ターゲットを絞ることで、その人に向けて効果的なPR戦略を立てることができます。漠然とみんなに知ってもらいたいという理想はありますが、結局はターゲットを絞らなければ誰にも伝わりません。商品の特性やニーズに応じて、誰に対してPRを行うかを考えることがPR戦略の第一歩です。そこから、効果的にPRを進めていくことが大切です。


誰でも知っている製品やサービスの場合は、知らないであろう内容を伝えていくわけですので、その知られていないことが誰に役に立つか、興味を持つなどを考えてターゲットを決めていくことが重要となってきます。


確かに、誰でも知っている製品やサービスでも、知らないであろう内容を伝えることが重要です。その際には、その知られていない情報が誰にとって役立つかや興味を引くかを考えて、ターゲットを決めていくことが重要になります。


例えば、スマートフォンは現在誰もが持っていて使っているものですが、伝えたい内容によってターゲットが異なります。もし費用を安くすることを伝えたいのであれば、若者やその費用を払っている親世代をターゲットにすることが考えられます。一方で、難しい機能を排除して簡単に使える機能を伝えたい場合は、お年寄りをターゲットとした戦略を取ることになります。


このように、伝えたい内容によってターゲットが変わるため、PRにおいて「Who(誰に)」を明確にすることが重要です。それによって、効果的なPR戦略を立てて、伝えたいメッセージを効果的に届けることができます。

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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