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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

これまで、5W1H(何、誰、なぜ、どのタイミングで、どのメディアで、どうやって)をキーワードにPR戦略を考えてきました。


今回はその中でも最後の項目である「どのようにPRするか(How)」に焦点を当てて、よりわかりやすく説明してみましょう。


どのようにPRするかは、PR戦略及びPR戦術そのものです。


PR戦略を立てる際に重要なのは、何を知られていないのか(What)、誰が知らないのか(Who)、そしてなぜその情報が知られていないのか(Why)を把握することです。これらを確認することで、PR戦略の基盤を築くことができます。


次に考えるべきは、戦術です。


つまり、何をするかを具体的に決めることです。PR戦略が整ったら、その戦略に基づいて、どのように行動するかを決定します。例えば、広報担当者を配置するというのも一つの方法ですが、その前提として、なぜ担当者の配置が必要なのかを考える必要があります。


PR活動の目的は、「知らないことを知ってもらう」ことです。


この目的を達成するために、具体的な戦略を立て、タイミング良く適切なメディアでPR活動を展開していくのです。実際にはうまくいかないこともあるでしょう。その際は、試行錯誤を繰り返し、戦略をより良いものに洗練させることも必要です。


もし自分で適切な戦略が見つからない場合は、PR会社に相談することも一つの手段です。彼らは豊富な経験と知識を持っているため、効果的なPR戦略を提案してくれるでしょう。

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前回はPRのタイミング(When)についてお話しましたが、今回は、どのメディア(Where)でPRを行うかについて考えてみましょう。


PR活動で意外に大切なのが、PR戦略を立てる順序です。たとえば、先にPRを行うメディアを決めてから、具体的なPR方法を検討すると、失敗しやすくなります。


たとえば、若い女性向けのPRを行いたいので、若年層が親しんでいるInstagramやファッション誌で取り上げてほしいという要望があります。PRの結果を先にイメージして、そこから逆産してPR方法を求めると、こうしたアプローチになりがちです。


しかし、実際には、一旦先入観を捨てて、その商品やサービスを効果的に知らせる方法をゼロから検討したほうがよりよいPR活動への近道となります。本当にその商品やサービスはInstagramが最適なのか?ファッション誌がベストなのか?まずここを冷静に判断する必要があるのです。


たとえば、当初、PRのターゲットを若い女性と仮定していたとしても、実際には中高年の女性の方がより良い反応が得られるケースもあるかもしれません。その場合、PRの内容やメディア選定を変更することで、効果的なPRを実現できます。


メディア選定は戦術であり、戦略ではありません。戦略は状況に応じて変更できるものであり、複数の戦術を持っておくことが重要です。特定のメディアに依存せず、多彩なPR戦略を企画することが成功への鍵となります。

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これまで、PR戦略を考える上で重要な要素は、What(何を伝えるか)、Who(誰に伝えるか)、Why(なぜ伝えるか)の3つだとお伝えしてきました。


しかし、PR活動にとってはWhen(いつ伝えるか)も極めて重要な要素です。なぜなら、適切なタイミングでPRを行わないと、効果を最大限に引き出すことができません。


例えば、父の日のイベントをPRする場合、前日にプレスリリースを公開してもメディアが取り上げる可能性は低くなります。記事や動画を準備する十分な時間が取れないからです。


このような失敗を避けるため、少なくとも2か月前にプレスリリースを発表する必要があります。また、メディアによる取材申し込みを期待するのであれば、1か月前から準備を進める必要があります。


これは、広告制作においても同様です。発売日から新商品をCM等で宣伝したいのであれば、そのCMコンテンツのための制作期間を加味したスケジュールを立てなければなりません。


経験がある人であれば、自分でスケジュールを組み立てることができますが、初めての場合や、不安がある場合、PR会社や広告代理店に相談することをお勧めします。PR活動に適切なタイミングを見極めることが、PR戦略の成功につながるからです。

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著者・橘川徳夫 プロフィール

顔写真 (2).jpg

中央大学経済学部卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、2001年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わってきた。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングがクライアントに好評を博している。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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