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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PR講座 第22回】PR戦略の成功を導くための効果的なメディア選び

前回はPRのタイミング(When)についてお話しましたが、今回は、どのメディア(Where)でPRを行うかについて考えてみましょう。


PR活動で意外に大切なのが、PR戦略を立てる順序です。たとえば、先にPRを行うメディアを決めてから、具体的なPR方法を検討すると、失敗しやすくなります。


たとえば、若い女性向けのPRを行いたいので、若年層が親しんでいるInstagramやファッション誌で取り上げてほしいという要望があります。PRの結果を先にイメージして、そこから逆産してPR方法を求めると、こうしたアプローチになりがちです。


しかし、実際には、一旦先入観を捨てて、その商品やサービスを効果的に知らせる方法をゼロから検討したほうがよりよいPR活動への近道となります。本当にその商品やサービスはInstagramが最適なのか?ファッション誌がベストなのか?まずここを冷静に判断する必要があるのです。


たとえば、当初、PRのターゲットを若い女性と仮定していたとしても、実際には中高年の女性の方がより良い反応が得られるケースもあるかもしれません。その場合、PRの内容やメディア選定を変更することで、効果的なPRを実現できます。


メディア選定は戦術であり、戦略ではありません。戦略は状況に応じて変更できるものであり、複数の戦術を持っておくことが重要です。特定のメディアに依存せず、多彩なPR戦略を企画することが成功への鍵となります。

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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