top of page

無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PRおじさんのぼやき】覚えきれない!おじさんのパスワード迷宮!


先日、ついに新しいスマホに買い替えました。

画面は割れて見づらいし、電池もすぐ切れるし、周りからは「社長なのにそんなの使っているんですか?」と笑われる始末。さすがに限界を感じたのです。


ところが、本当に大変だったのは買い替え手続きよりも、その後に待っていた「パスワード地獄」でした。数字、英字、大文字、記号の組み合わせで、サービスごとに違うパスワードを設定しなければならない。覚えられるわけがありません。

結局、メモを取っておくしかないのですが、中にはメモを忘れてしまうケースもあり、「あれ、パスワード何にしたっけ?」と結局パスワードを問い合わせる羽目になるのです。


今回一番焦ったのはLINEでした。

私の場合、パスワードを使うのはスマホを替える時くらいなので、数年前に控えていなかったことを大後悔。アカウントが移せず冷や汗をかきました。

最後はなぜか移行できましたが、どのパスワードが正解だったのか未だに謎です。次の買い替えが怖いくらいです。


もちろん、セキュリティの大切さは理解しています。個人情報が流出して犯罪に使われるニュースを見れば納得です。でも、便利になるはずの技術が、逆に不便を増やしているのでは?とも感じてしまいます。


おじさんとしては「パスワードなしで安全に使える社会」が来てほしいと願っていますが、現実はそう甘くないのでしょう。泥棒や悪人がいる限り、仕方ないのかもしれません。


それにしても――私のように四苦八苦しているおじさんがいる一方で、若い人たちはどうやっているのでしょうか。

パスワード管理アプリでも使いこなしているのか、それともそもそも発想が違うのか。おじさんの知らない「便利なやり方」があるのなら、ぜひ教えてほしいものです。

パスワードの設定に悪戦苦闘するおじさん
パスワードの設定に悪戦苦闘するおじさん

最新記事

すべて表示
【PRおじさんのぼやき】『墓じまいラプソディ』を読んで思う―国会の古い社会観

先日、垣谷美雨さんの小説『墓じまいラプソディ』を読みました。垣谷さんは、女性の生きづらさや人生の選択をテーマに描く社会派エンタメ小説で知られています。今回の作品も、少子化が進む時代において「結婚後の名前」や「誰が墓を継ぐのか」といった、これまで当たり前と思われてきたことが揺...

 
 
 

コメント


著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

bottom of page