top of page

無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PRコラム】オリンピック期間中のPRイベントは要注意!?

2024年7月29日
読了時間: 2分

パリオリンピックが開幕しました。


今回のオリンピックでは、開会式が競技場ではない場所で行われました。この柔軟な発想は、PRコンサルタントとしても見習わないといけないですね。


私は陸上競技、特に長距離が好きなので、期待しているのは男子3000m障害に出場する三浦龍司選手です。現在、陸上長距離部門でもっともメダルに近い存在です。パリでぜひ表彰台に上がってほしいです。


もっとも、日本のマスコミはメダルを期待して煽る傾向があるので、三浦選手はあまりプレッシャーを感じないようにして、自分のベストを尽くしてほしいです。いつも飄々としている三浦選手なら、プレッシャーをはねのけてメダルが獲得できるでしょう(これがプレッシャーかも!?/笑)


ところで、オリンピックといえば、私には苦い思い出があります。


かつてロンドンオリンピック期間中にPRイベントを行いました。夏休み期間中だったので、多くの子供たちに来場してもらえるよう、当時の人気子役を起用してPRしていこうという企画を立てました。イベント当日は企画が当たったのか、思った以上に在京のテレビ局やスポーツ新聞の取材が相次ぎました。


「これなら、翌日のワイドショーでたくさん紹介してくれそうだ」と思っていたのですが、その夜、卓球女子が銀メダル、バレー女子が銅メダルを相次いで獲得したので、翌日のスポーツ新聞やワイドショーはオリンピック一色に。私が手掛けたPRイベントは割りを食い、全く紹介されなかったのです。


日本の選手がメダルを獲得したことは、私にとってもうれしいことでしたが、この時ばかりは複雑な気持ちにさせられました。後日イベントの主催者にお詫びを伝えると、「仕方ないよね」と理解してはいただきましたが、お互いに悔しさが募る結果となったのです。


その時の教訓から、オリンピックの開催中には、私はPRイベントをできるだけ企画しないようにしています。日本選手が活躍しても、素直に喜べないようなことが起き得るからです。


なので、パリオリンピックは応援に専念にしたいと思います!

ガンバレ!日本!

 

最新記事

すべて表示
【PRコラム】「偶然の出会い」がなくなる?――紙媒体から考えるPR

新聞や雑誌など、かつてメディアの主力を担っていた紙媒体が、次々と休刊や廃刊に追いやられています。 今はWEBの時代ですから、それも仕方がないことだと思います。 電車の中で大きな新聞を広げて読むより、スマホでサクッとニュースを読む方が便利です。漫画もスマホで読む人が増え、私自身も漫画アプリを利用しています。 ただ、便利になった一方で、失われつつあるものもあるような気がします。 それが、「自分が興味を

 
 
 
【PRコラム】「同じ映画を5回観る」から考えた、推し活時代のPR

ウインダムでは、人気アニメの展覧会のPRを担当することがあります。 先日、たまたまそのアニメが大好きだという若い人と仕事をする機会があり、「展覧会のPRに関われてうれしい」と、とても喜んでもらえました。 その人と話をしていて驚いたことがあります。 そのアニメは映画化もされているのですが、なんと同じ映画を5回も観に行ったというのです。 私は、同じ映画を2回観ることすらほとんどありません。テレビで以前

 
 
 
【PRコラム】公約は「守ればいい」のか

消費税減税から考える政治のPR 高市内閣は今月、飲食料品にかかる消費税率を引き下げる方針を決定しました。 これは昨年の衆議院議員選挙で掲げた、食料品の消費税負担を軽減するという公約を実現するための政策です。 選挙で公約を掲げ、その選挙に勝利したのですから、公約の実現に向けて動くこと自体は当然のことだと思います。 ところが、今回の政策に対しては野党やメディアから多くの疑問が投げかけられています。

 
 
 

コメント


著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

​

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

bottom of page