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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PRコラム】「同じですね」が人との距離を縮める

7 日前
読了時間: 3分

―プロフィールもPRになる



昨日、大学駅伝シーズンの開幕を告げる「出雲駅伝」が行われ、わが母校・中央大学は5位という結果に終わりました。

今回は優勝候補の一角として期待されていたこともあり、私も楽しみにしていました。レースでは前半から上位につけ、中大の選手がテレビに映る場面も多かったので、いつも以上に熱のこもった応援をしていました。

優勝を期待していただけに5位という結果は少し残念でしたが、選手たちはよく頑張ってくれたと思います。(それにしても、早稲田は強かったですね!)

 

このブログを読んでいる方なら、私が駅伝ファンで、特に母校・中大を熱心に応援していることはご存じだと思います。

自分でも、ここまで母校愛があるとは思っていませんでした。

仕事でも中大の卒業生に会うと、それだけで親しみを感じます。「中大なんですね」というところから話が弾み、何となく仕事もうまくいきそうな気さえします。

 

こういうことは社会生活の中でよくあります。

出身大学、出身地、趣味などが同じだと、それだけで相手を身近に感じます。

東京で同郷の人に会えば地元の話で盛り上がりますし、私の場合はランニングが趣味なので、相手もランナーだと分かれば、大会やシューズの話など会話には困りません。

つまり、人との関係をつくるうえで、「共通点」はとても強いコミュニケーションツールなのだと思います。

 

私自身、以前は出身地や学生時代のことなどを積極的に話すことはありませんでした。

実は私は大学時代、落語研究会に所属していました。

別に隠していたわけではありませんが、仕事には関係ないので、わざわざ話すことでもないと思っていたのです。

ところが社長になってから「大学では落研でした」と話すようになると、意外とそこから会話が広がることに気づきました。

「落語をやっていたんですか?」「どんな落語をやっていたんですか?」

と興味を持ってもらえるのです。

これは共通点とは少し違いますが、プロフィールの意外な部分が相手との接点になるという意味では同じだと思います。

 

これはPRにも通じます。

例えばプレスリリースの社長プロフィールに出身地や大学、趣味などを書いておけば、記者との思わぬ共通点が見つかるかもしれません。

もちろん、同じ大学だから記事にしてもらえる、という単純な話ではありません。

ただ、「私も同じ大学です」「私も走っています」といった一言から、相手との距離が縮まることはあります。

PRというと商品やサービスについて何を伝えるかを考えますが、「誰がやっているのか」を伝えることもPRの一つなのではないでしょうか。

 

一方で、今は個人情報の扱いに慎重にならなければならない時代です。SNSのなりすましなどもあり、プロフィールを公開することに抵抗を感じる人が増えるのも理解できます。

何でも公開すればいいわけではありません。

それでもPRの観点から考えれば、自分の情報を適度に伝えることにはメリットがあります。

 

そこから共通点が見つかったり、「この人、ちょっと面白そうだな」と興味を持ってもらえたりする。

自分自身のプロフィールも、一つのPR材料なのだと思います。

どこまで伝えるかは難しいところですが、私の場合は「中央大学卒」「ランニング好き」、そして「元・落語研究会」。

この3つは、これからも積極的に使っていこうと思います(笑)。

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

​

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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