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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PR特別講座】PRに効く!実際に使っている“仕事で役立つAI”活用術(前編)

更新日:6月5日

~文章作成の新常識!ChatGPTでPR業務をスマートに~


前回のブログでは、「AIを使いこなさないと、時代に取り残されるかもしれない」というお話をしました。今回は、私自身が実際のPR業務で活用しているAIツールを2回に分けてご紹介したいと思います。

まず第1回は、文章作成に特化した「ChatGPT」などのテキスト生成AIについてです。使ってみると、思っている以上に便利で、PRの現場で役立つ場面は少なくありません。


■まずは基本の“文章系AI”から

いまや多くの人が利用しているChatGPT。私も活用していますが、使うのは主に以下のような場面です。


  • ブログの原稿作成

  • プレスリリースや企画書の“たたき台”原稿

  • 企画を立てる際のアイデア出し


つまり、ゼロから考え始めると時間がかかる部分を、まずAIに投げて「叩き台」を出してもらい、それをベースに自分で修正していくという使い方です。「一発で完成!」とはなりませんが、ゼロベースよりも短時間で質の高い案に近づけることができるのは確かです。

もちろん、すべてを任せているわけではありません。構成やトーン、表現の微調整は必ず自分で手を加えるようにしています。“素材”としてAIが生成してくれる文章をどう活かすかは、使い手次第です。


■校正にも便利。人の目では気づきにくいミスにも対応

また、自分で書いた文章をチェックしてもらう「校正役」としても役立ちます。文のねじれや語尾の重なり、誤字脱字など、細かい部分の修正を短時間で提示してくれるので、仕上げの段階でのサポートとしても重宝しています。

メディアから送られてきた原稿も校正作業もしてくれるので便利です。


■ChatGPTだけじゃない、他にも使えるツールはある

最近ではGoogleの「Gemini(旧Bard)」なども登場しており、同じような使い方ができます。ツールによって特徴やクセもあるので、自分に合うものを見つけて試してみるといいでしょう。

 

第2回では、画像や動画の生成AI、さらにプレゼン資料や広告制作など、“視覚表現”に強いAIツールについてご紹介します。実際に私が使っているものも登場しますので、ぜひお楽しみに。

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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