【PRおじさんのぼやき】キャッシュレス、ついていきたいけどちょっと不便!
- 徳夫 橘川
- 5月20日
- 読了時間: 2分
キャッシュレス決済がすっかり一般的になり、最近では「現金でのお支払いはご遠慮ください」というお店も珍しくなくなってきました。若い世代にとってはごく当たり前の光景かもしれませんが、私たち60代の世代には、やはりまだ「現金を持ち歩くのが普通」という感覚が根強く残っています。
もっとも、私自身もスマートフォンを使っており、LINEも使っていますし、世の中の流れにまったく乗っていないわけではありません。ただ、正直なところ、電子マネー決済にはまだ踏み切れていません。
その大きな理由の一つが、「スマートフォンの操作に手間取ること」です。
最近のスマホはセキュリティの観点から、顔認証や指紋認証が主流です。私のスマホは顔認証ですが、これがなかなか認識してくれないことが多く、特に暗い場所やマスクをつけていると、まったく反応しません。結果として、認証が通らず画面が開かないのでイライラします。たとえば、レジ前でスマホ決済をしようとして、顔認証がうまくいかず、後ろに人が並んでいる中でまごついてしまう――そんな場面を想像するだけで、導入に踏み切れない自分がいます。
さらに最近では、飲食店でも注文をスマホで行う形式が増えてきました。人手不足の影響もあるのでしょうが、ここでも顔認証が通らないと、メニューを見ることも注文することもできず、やはり煩わしさを感じます。
また、注文のためにアプリやLINE登録が必要なお店も多く、たまたま立ち寄っただけのお店で登録を促され、その後何通も案内メッセージが届くという経験もあります。利便性の裏にある“デジタルな距離の近さ”に、少し違和感を覚えるのです。
もちろん、スマートフォンやキャッシュレスの仕組みは便利ですし、セキュリティ対策が重要なのも理解しています。しかし、その利便性を活かすためには、誰もがストレスなく使える設計が必要だと感じます。特に高齢者にとっては、“操作のわかりやすさ”と“手間の少なさ”が導入のカギになるのではないでしょうか。
時代の変化には対応していきたいと思いつつも、やはりこうした場面で立ち止まってしまう。
こんなふうに感じる私は、やはり“おじさん世代”なのでしょうか(笑)
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