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無知の玉手箱
~知らないから始まるマーケティング~

【PR特別講座】PRしやすい業種には理由がある

7月27日
読了時間: 2分

~メディアが取り上げたくなる情報とは~


前回は、コンサルタント業界などPRが難しい業種についてお話ししました。

今回は反対に、PRしやすい業種や内容にはどのような特徴があるのかを考えてみたいと思います。


PRしやすい業種の代表例としては、

  • 新商品メーカー 

  • 飲食店 

  • 展覧会 

  • イベント 

  • 商業施設 

  • 観光施設 

  • エンターテインメント業界 

などが挙げられます。


これらの業種には共通点があります。

まず一つ目は、「写真や映像になること」です。

テレビやWEBメディアは視覚的に伝えられる情報を好みます。

新しい商品、美しい料理、イベントの様子、観光地の景色などは、写真や映像だけでも興味を引くことができます。


二つ目は、「一般消費者との関係が深いこと」です。

BtoCのサービスは、多くの人が自分事として捉えやすいため、メディアも扱いやすくなります。


三つ目は、「体験できること」です。

食べる、見る、触る、参加する。

実際に体験できるものは取材もしやすく、記事にもなりやすい傾向があります。


四つ目は、「新規性があること」です。

新商品、新サービス、新施設など、「新しい」という要素はニュース価値につながります。


五つ目は、「社会性があること」です。

例えば、

  • 地域活性化 

  • SDGs

  • 環境問題 

  • 子育て支援 

  • 高齢化対策 

などは、企業の活動であっても社会的なテーマとして取り上げられる可能性があります。


このように考えると、PRしやすい業種というよりも、メディアや生活者にとって分かりやすい話題を持っている業種がPRしやすいと言えるでしょう。


一方で、前回お話ししたコンサルタント業界や代理店業なども、切り口を工夫すれば十分PRは可能です。

結局のところ、PRの成否を決めるのは業種そのものではありません。

どのようなストーリーで伝えるのか。

どのような社会的意義があるのか。

どのような人に役立つのか。

それを整理し、わかりやすく伝えることができれば、どの業種にもPRの可能性はあります。


PRしやすい業種には確かに特徴があります。しかし、最終的にPRの成否を決めるのは業種ではありません。どのようなストーリーを組み立て、相手にわかりやすく伝えられるかが重要なのです。メディアや生活者が「なるほど」「面白い」と感じるストーリーを作ることができれば、PRが難しいと言われる業種でも十分にメディアへ情報を届けることは可能です。私は、PRとは「何を伝えるか」以上に、「どういうストーリーで伝えるか」が成功の鍵になると考えています。

 

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著者・橘川徳生 プロフィール

中央大学経済学部を卒業。大学時代は、落語研究会に所属するほどの話好き(うるさいというのが周りの評価?)。座右の銘は「無知の知」。大学卒業後、電力会社や生命保険会社での勤務を経て、1990年ウインダムに入社。過去の様々な業務経験を活かして、PR業務に携わる。

​

落語研究会で養った自由な発想をもとに、様々なPRやマーケティング企画を立案し。業務を通して蓄積した広範な業務知識をベースに、独自のPRコンサルティングが好評を得ている。趣味はランニングと読書。本から新たな知識を見つけたり、ランニング中にアイデアを思い浮かべる。

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