【PR特別講座】イベントとPRはなぜ相性がいいのか
- 徳夫 橘川

- 1 日前
- 読了時間: 4分
~イベントを成功させるにはPRを組み合わせることが重要~
これまでこのブログでは、「広告」と「PR」の違いや、それぞれの役割について何度かお話ししてきました。
今回は、その中でも私が特に相性が良いと考えている「イベントとPR」についてお話ししたいと思います。
私はこれまで、展覧会や記者発表会、各種PRイベントなど数多くのイベントに携わってきましたが、イベントを成功させるためにはPRを組み合わせることが非常に重要だと感じています。
企業や自治体では、新商品発表会や周年イベント、展示会、地域イベントなど、さまざまなイベントが開催されます。
しかし、イベントは開催すること自体が目的ではありません。
本来の目的は、
新商品を知ってもらう
サービスを理解してもらう
企業イメージを高める
来場者を増やす
売上につなげる
といった、その先にある成果です。
どれだけ立派なイベントを開催しても、誰にも知られなければ期待した効果は得られません。
イベントの魅力は、その場に来た人だけが体験できることです。
一方でPRは、そのイベントの存在や内容を、会場に来られなかった多くの人へ伝えることができます。
新聞やテレビ、WEBニュース、SNSなどを通じて紹介されれば、イベントの価値は何倍にも広がります。
つまり、
イベントが「体験」を提供するものだとすれば、PRはその体験を社会へ広げる役割を担っているのです。
PRの視点から見ても、イベントは非常に扱いやすいテーマです。
理由は、
写真や映像になる
当日の様子が伝えやすい
登壇者への取材ができる
会場の雰囲気を記事にしやすい
など、メディアにとって取材材料が豊富だからです。
特に記者発表会では、新しい情報を発表すると同時に、担当者へのインタビューや商品撮影も行えるため、記者にとって効率の良い取材機会になります。
イベントでよくある失敗は、「イベントが決まってからPR会社へ相談する」というケースです。
もちろん、それでもPRはできます。
しかし、本来はイベントの企画段階からPRの視点を取り入れた方が、はるかに効果的です。
例えば、
どんなストーリーならニュースになるか
誰に登壇してもらうか
写真映えする演出はあるか
記者が取材しやすい進行になっているか
こうしたことを事前に考えておけば、メディアに取り上げられる可能性は高くなります。
イベント会社はイベント運営のプロですが、PR会社は「どうすればニュースになるか」を考えるプロです。
両者が連携することで、イベントの効果は大きく変わります。
PRはイベント当日だけのものではありません。
例えば、
開催前の告知
当日の取材誘致
開催後の実施報告
イベントで撮影した写真や動画の活用
SNSや自社サイトでの情報発信
など、一つのイベントから何度も情報発信できます。
イベントは一日で終わりますが、PRによってその価値を長く活用することができるのです。
イベントの目的によっては、広告とPRを組み合わせることも必要です。
例えば、
来場者を集めることが目的であれば、広告は非常に効果的です。
一方で、ニュースとして話題を広げたり、企業の信頼性を高めたりすることはPRの得意分野です。
どちらか一方ではなく、それぞれの特長を理解しながら組み合わせることで、より高い成果につながります。
イベントは、人を集めるだけでは十分ではありません。
その価値を多くの人に伝え、企業や商品の認知向上につなげてこそ、本当の成功と言えるでしょう。
そのためには、イベントの企画段階からPRを取り入れ、「どうすればニュースになるか」「どうすればメディアに興味を持ってもらえるか」という視点を持つことが重要です。
イベント会社、広告会社、PR会社、それぞれに得意分野があります。
それぞれの強みを活かしながら連携することで、イベントは単なる一日限りの催しではなく、企業や商品の価値を広く伝える大きなPRの機会になります。
イベントを予定されている企業や団体の皆さんには、ぜひ「開催すること」だけではなく、「どう伝えるか」まで含めて企画を考えていただきたいと思います。そうすることで、イベントの成果はさらに大きなものになるはずです。


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